2017年7月
三重県四日市市
専用住宅
この住宅は3年前に設計・監理しましたコートハウスの形式をとる二世帯住宅「002e」の増築です。増築部分は裏庭スペースの隣地境界に沿うように細長くサニタリー・和室(仏間)・勉強部屋を配置し、隣に建つ3階建て住宅からの視線を遮り、屋根の高さを抑えつつ中庭側に勾配をとることで、囲まれた空間としながらも太陽の光を採り込める様に計画しました。そこは子供を安心して遊ばせることができ、既存リビングや勉強部屋からも心地よくつなげることができました。外壁の素材はそれぞれの部屋の特徴を表すように変化に富んでいて、まるで路地空間のような居心地が生まれました。また、インテリアの壁紙は、クライアントと一緒にじっくり時間を掛けて選んだものです。